辛島美登里 with 斉藤由貴 「Winter Picture Book 2010」が予想以上に感動的だった件。



初めて渋谷Bunkamura オーチャードホールへ行ってきた。斉藤由貴がナレーションと歌で参加すると知って行くことにしたコンサートだったが、久しぶりの美登里節もよかった。観客は、昭和の薫りがする、私と同年代のアラサー、アラフォー以上の大人が殆ど。オーチャードホール自体も十分昭和の雰囲気が漂っていて、とても落ち着いた。

「おくりびと」の脚本家、小山薫堂(こやまくんどう)の絵本を起用して、辛島美登里の歌と歌の間に斉藤由貴が朗読するというスタイル。舞台セットは簡素だが、進行や構成がきちっと作りこまれていて、退屈することはなかった。

斉藤由貴は、12月20日に芸能生活25周年を記念して、17年ぶりのアルバムをリリースするにあたって、辛島美登里にも「手をつなごう」という楽曲を提供してもらったというのもあって、自身の代表曲、「卒業」「夢の中へ」以外に「土曜日のタマネギ」とマニアックな曲も披露してくれた。斉藤ファンとしては、由貴ちゃんの歌を聴くのが目的だったので、感無量だが、全体の構成を考えると、その部分が浮いていたのは否めない。

コンサートは2部構成な上に、アンコールが2回程あって、PM7時から始まって、終わったのは、9時半を回っていた。4人組のJammy Zeb(ゴスペラーズみたいなアカペラグループ)や小学生の聖歌隊も参加して、ドラマティックなアレンジと演出だったので、感動しないほうがおかしいくらい、グッとくる瞬間もあった。

緊急連絡で、斉藤由貴が渋谷PARCOで2月に5日間、コンサートを行うことも告知していた。ゲストが毎日変わるらしく、遊佐未森、辛島美登里、谷山浩子、亀井登志夫、武部聡志が出演予定。これは、絶対観に行かねば。。


プログラムが載った冊子を入り口で全員に配っていました。

ホールの中は、こんな感じ。ほんとは、館内は撮影禁止。急いでとったのでぶれてます。

オーチャードホール入り口



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