シドニーに来た理由


ここ2ヶ月の間に2回、シドニーに来ました。
2018年12月と2019年2月

簡単に言うと仕事が変わったから。
私は14年間、ずーっと同じ業界にいました。
コラボレーションというテクノロジーの。

大きく言うとクラウドの業界なのですが、
この度、クラウドマネージドネットワークという業界にお世話になることになったのです。
どっちにしろ、一般的には耳慣れない業界ですよね。

馴染みのあるところで言うと、前者はテレビや電話やWeb会議のサービス。
後者は、WiFiのAP(アクセスポイント)をクラウドで管理するサービスです。

14年の間に、私の20代、30代、40代を跨ぎました。
多感な20代後半〜30代前半を捧げた業界です。
名残惜しさは多少なりともありました。

でも歳を重ねるとともに、市場の成長も鈍化していきました。
同じ様なサービスが乱立し、2000年後半から2010年前半のような伸びはもう期待できなくなっていたのです。
そんなさなか、急激に伸びているテクノロジーと出会い、飛び込んでみることにしました。

14年間いた業界を卒業するというのは、勇気のいる事かもしれませんが、
正直を言うと、あまりそうでもありませんでした。
というよりは、ワクワクする方が勝っていたと思います。

2018年の12月から、この業界に足を踏み入れ、その初日からシドニーで洗礼を受けます。
今までいたところも、外資系でしたので、それなりにグローバルでしたが、
今いるところは、今流行りの”ハイテク産業”、シリコンバレー〜サンフランシスコまでのベイエリアという地域が発祥の企業でして、
オフィスには飼い犬を連れてくる人がいたり、赤ちゃんを連れてくる社員もいます。
また、オフィスには大きなキッチンがあり、朝食や昼食をとる事ができます。
特に昼食はケータリングで、毎日メニューが違ったメニューが用意されています。
息抜きのための、ビデオゲームや、卓球台、ビリヤード台もあって、社員がいつでも自由に遊べる空間があります。

また、独特の企業文化があって、Empathy(共感)を大事にし、Simplify (複雑なことを簡潔に)し、果敢にチャレンジし、みんなで助け合う。
そんな事をCore Valueとして掲げているのも、今をときめく最先端な企業って感じがします。

サンフランシスコに本社があるので、本社での研修にも行ってきました。
その後、またすぐシドニーに来る機会があり、今まさにシドニーでこれを書いています。
2009年にもシドニーにはプライベートで来たことがあったのですが、正直、その時は印象が薄かったのですが、
今回は2週間滞在させてもらったので、改めてシドニーの街をじっくりと観察する事ができ、10年前とは違った印象を受けることになりました。

それについては、また次の機会に書こうと思います。






Comments