完読「スタバではグランデを買え!」


先程、吉本佳生「スタバではグランデを買え!」 を完読しました。
この本は去年買って途中まで読んで、その後読まず、最近また読み出したのです。

前半は、同じ商品が場所によって、高く売られたり、安く売られたりする事の理由が書かれています。
取引コストの違いが価格差を生んでいるという事がポイントです。

また、タイトルにもある、スタバではどのサイズを買うのが、客、店にとって得なのか、とか、
100円ショップの安さの秘密など、先述の取引コストと関連付けて書かれています。

後半もこんな調子で話が進んでいくのかな?と思いきや、

第7章「経済格差がなかなか是正できないのはなぜか?」
第8章「子供の医療費の無料化は、本当に子育て支援になるか?」

など、現代の日本が抱える問題などにも言及していたので、
政経に疎い私には、とても勉強になりましたし、これから起業を考えていく上でも役に立つ1冊と言えそうです。

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