決戦の水曜日



とうとうこの日が来てしまった。
泣いても笑っても、今日が最後。
最終プレゼンテーション。

無気力病という病をご存知ですか?
私が名付け親だから、知ってるわけがないのですが。

異変に気づいたのは2年ほど前。
丁度私が社会人学生真っ只中の頃。

何にもやる気がでない。
ソファーに寝転がったまま
気がつけば日が暮れていた事も数え切れません。

提出期限が明日に迫ったレポート。
提出期限が迫った会社の書類。
海外出張の数時間前。
友人・家族と旅行の数時間前。

わかっちゃいるけど、何も手がつかない。
教務課から督促の電話。
出発ギリギリにチェックイン。
大事な必須携帯品を忘れてしまう。

重い腰を上げて、虎ノ門の権威のある先生の元へいく。
脳波を調べたら、異常が見つかった。
次の日に歩けなくなって、整形外科でヘルニアと言われた。
弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂だ

男性の更年期か?この歳で?考えられない。
厄年とか大殺界とか言われたほうが納得がいく。

「意欲のわく」魔法の薬を処方はされたけど、
効いているのか効いてないのかわからない
明らかに違うのは、屁が臭くなった事くらい

これを私は「無気力病」と呼んでいる
私だけじゃない
あなたにもきっと訪れる

そして今日が水曜日。
昨日のお店の閉店間際、やっと書き上げた台本
制限時間は8分だが、測ってもいない。

スタバに来てこれを書いている
そんな時間があったら、練習でもすればいいのに
「無気力病」はそれができない

30代の頃は、仕事もプライベートも
アクティブにバリバリやってたのに

後数時間で私の出番がやってくる
泣いても笑っても今日が最後
再々履修はしない、不退転の覚悟
外は小雨、少し肌寒い

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