ISISによるジャーナリスト後藤氏の殺害をどう捉えるか

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今朝ヘッドラインニュースで飛び込んできたこの事件

朝日新聞　後藤健二さん殺害か 「イスラム国」が新たな動画

頭を過るのは

－この結末を予想した人はどれくらいいるか？
自分はこうなる確率が、助かる確率よりも遥かに高いのではないかとみていました。
身代金2億ドル、死刑囚と交換、
ISISが提示した交換条件はどれも不可能に近いこと。
人質事件で、犯人に身代金を渡すのが、解決策ですか？
無理な要求を突きつけて、人質をビジネスにしているような組織相手に、あなたなら何ができる？
為す術なんてない、最悪な結末は想定範囲だったはず

－誰が責められるべきか？
選択肢としては、「日本政府」「ISIS」「ヨルダン政府」「後藤氏本人」等でしょう。
答えは明確で、ISIS以外の何者でもないはず。
人道支援をするとした日本政府の配慮の無さが非難されたりしている。
後出しジャンケンで、こうするべきでなかったとかの批判ばかり。
批判する人々は、これから前向きに何をすればいいのか、という提案がない。
批判は思考を停止させる。責めるだけでなく、自分ならどうするかという解決策を考えて欲しい。

－あなたが安倍首相ならどう発言する？
自分ならこう捉える
「後藤氏は英雄であり、日本はテロに屈せず平和国家として、人道支援を継続する」
後藤氏は、危険を十分知っていた上で、愛する妻子に別れを告げて旅立った。
彼のように、テロに怯える人々の悲惨な光景を目の当たりにすれば、何とかしなければという衝動に駆られるのはごく自然な事。
我々は一方向だけの偏った報道を鵜呑みにせず、様々な角度からこの問題と向き合わなければならない。

■参考文献
ロイター　Japan's Abe pledges support for Mideast countries.... (人道支援を約束した安部首相)

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